あれ?まじめな話・・・院長、熱あるんちゃう?( ゚Д゚)
2月3日
今日は節分です。
各ご家庭により豆まきイベント、
いつの間にか定着した「恵方巻きのまるかぶり」という名の巻き寿司一本食い・・・などなど。
昔読んだ本の私の記憶だと、
もともと鬼とオニは別のもので、
中国で鬼は霊(たましい)を意味していました。
陰陽五行理論の五臓の中で肝に魂(こん)・肺に魄(はく)が宿っていて、
人が死ぬと肉体は滅び土に返って魂は天に昇り、
魄は地に留り鬼(き)となる。
つまり鬼は人の地上に留った霊(たましい)のことで、
後に仏教が中国に伝わって邪鬼のイメージが鬼(き)に加わったのだそうです。
日本のオニは隠(おむ)から転じたものと言われていて、
人に恩恵を与えたり時には悪さをする精霊だったが、
後に中国の鬼(き)の影響を受けて邪悪さが強調されるようになった。
日本で鬼が登場するのは日本書紀が最初で、
やがて節分の鬼やらいの風俗が中国から伝わって日本にも定着したようで、
「福は内、鬼は外」と豆をまくようになったのは室町時代からだそうです。
鬼もそんなに悪い精霊では無いようなので、
あまり嫌わないであげて下さいね(^^;)