院長コラム Column

ときどき、べんきょう

院長コラム院長ブログ

ときどき、べんきょう

7月26日

今日はたくみ養心堂鍼灸整骨院の定例勉強会を行いました。先月に続きの経絡を使って、患者さんと最小限の接触で行う方法を伝授致しました。

さあて、今日は4連休最終日・・・僕は2日しか休んでないけど(-“-)

では弊院の患者さんから頂いた質問も最終日です。

今日は「抗体検査したら何にいいの?何が安心なの?」についてです。

先ず誤解しない様にして欲しいのは、抗体検査って個別の診断には使えなくて、精度も低いので、今、ウイルスに感染しているか過去に感染したかが判るだけのものですから、抗体検査が陰性でも陽性でも安心材料にはならないもです。

報道での伝え方で勘違いする言い方をしているのが問題かもね(^^ゞ

抗体検査はどのくらいの人が新型コロナに罹ったのかの目安には使えますから、感染率が把握出来ると終息まで後どのくらいの期間が必要なのか?対策の有無を考えたり、地域別の出口戦略を考える目安には使えると私も思いますよ。

が、情報発信の仕方も問題だと思います。判らない事は解らないと発表し、現在判っている事を隠さず情報に流したり、違っていた情報を修正したりするべきで、不安を煽る報道と、政府の決めた結果発表の両極端しか情報発信しないので、真ん中が抜けてて経過が解らず、少ない情報しかないので感染を拡大しない様に一般国民は協力しようにも判断が出来ないのが現状ではないでしょうか・・・。

とある京大の研究者の先生が「日本赤十字社には血液ストックがあるのだから、例えば国と日赤が本気になれば、ちゃんとした抗体検査は出来るはず・・・但し、利点と欠点を熟知した先生達が使わないと意味が無い」と言っておられました。

僕も今のところ同感ですう~(^^)/ (パフォーマンス的検査では無く、政府が国民生活に本気で活かす為の抗体検査をやるつもりなら役に立つんだけどね)

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