やばっ(≧▽≦)
7月26日
先日、待合室の雑誌を買ってきたのですが、たまたま開いたページの広告に目がテンに・・・えっ?やばっ!
「ヒロポン⁉」\(◎o◎)/!
よく見ると「ヒロポン酢」とポン酢の広告でした。パロディーか・・・
60歳以上の方にしかヤバさが分からないでしょうが、戦後のどさくさに紛れて流行った「疲労がポンと取れる薬」としてヒロポンと言うのがありました。
でも、覚せい剤です(>_<)絶対に使ってはいけません(-“-)
久しぶりに、くすり屋でもある僕の豆知識いや、雑学に火が付いた・・・
ヒロポンは昭和18年~25年頃に精神安定・抗不安薬・頭が冴えて寝なくても元気になる薬として合法的に売られていた覚せい剤です。
「ポンちゅう」という言葉があり、ヒロポン中毒・・・つまり覚せい剤中毒の代名詞でした。
合法的と言いましたが、昭和24年の東京日日新聞の広告記事を資料で見たことがあります。
「ヒロポン錠剤20錠入り21円、50錠入り43円」薬局にハンコを持っていけば誰でも買える時代でした。
現タケダの前身である武田長兵衛商店の「ゼドリン錠」もヒロポンと双璧をなす代表的な覚せい剤だったようです。もちろん僕の生まれる前の話なので、資料だけで、本物は見たことがありません<(_ _)>